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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.728≪2021年 数1A 第4問≫

【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
□--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆  【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.728        ≪2021年第1回 数1A 第4問≫     2021/10/5 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、大学入試共通テストの問題を詳細に解説します。 ■ 問題 2021年第1日程共通テスト数1Aより 第4問  円周上に15個の点P0,P1,…,P14が反時計回りに順に並んでいる。最初、 点P0に石がある。さいころを投げて偶数の目が出たら石を反時計回りに5個先の 点に移動させ、奇数の目が出たら石を時計回りに3個先の点に移動させる。この 操作を繰り返す。例えば、石が点P5にあるとき、さいころを投げて6の目が出たら 石を点P10に移動させる。次に、5の目が出たら点P10にある石を点P7に移動 させる。 (1) さいころを5回投げて、偶数の目が[ア]回、奇数の目が[イ]回出れば、点P0に ある石を点P1に移動させることができる。このとき、x=[ア],y=[イ]は、 不定方程式5x-3y=1の整数解になっている。 (2) 不定方程式   5x-3y=8 ……{1} のすべての整数解x,yは、kを整数として   x=[ア]×8+[ウ]k,y=[イ]×8+[エ]k と表される。{1}の整数解x,yの中で、0≦y<[エ]を満たすものは   x=[オ],y=[カ] である。したがって、さいころを[キ]回投げて、偶数の目が[オ]回、奇数の目が [カ]回出れば、点P0にある石を点P8に移動させることができる。 (3) (2)において、サイコロを[キ]回より少ない回数だけ投げて、点P0にある石を 点P8に移動させることはできないだろうか。   (*) 石を反時計回りまたは時計回りに15個先の点に移動させると元の点に 戻る。  (*)に注意すると、偶数の目が[ク]回、奇数の目が[ケ]回出れば、さいころを 投げる回数が[コ]回出、点P0にある石を点P8に移動させることができる。 このとき[コ]<[キ]である。 (4) 点P1,P2,…,P14のうちから点を一つ選び、点P0にある石をさいころを 何回か投げてその点に移動させる。そのために必要となる、さいころを投げる 最小回数を考える。例えば、さいころを1回だけ投げて点P0にある石を点P2に へ移動させることはできないが、サイコロを2回投げて偶数の目と奇数の目が1回 ずつ出れば、点P0にある石を点P2へ移動させることができる。したがって、点P2 を選んだ場合はこの最小回数は2回である。  点P1,P2,…,P14のうち、この最小回数が最も大きいのは点[サ]であり、 その最小回数は[シ]回である。  [サ]の解答群 ―――――――――――――――――――――――――――― |{0} P10  {1} P11  {2} P12  {3} P13  P14 | ―――――――――――――――――――――――――――― ※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

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  • 2021年からスタートした共通テスト。数学にも読解力が求められる時代になりました。数学の著書多数、大学入試指導歴25年の著者が、イメージ重視かつ論理的に解説します。家庭教師の生徒さんからも「これだけ詳しい説明ならわかります!」と好評です。 2次関数、三角比、確率、命題と集合、軌跡と領域、指数対数、三角関数、微分積分、数列、ベクトルなど。
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