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「縮む中国」、重荷になった“一帯一路”への資金負担 G7が本格進出で「崩壊」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/10/07
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「縮む中国」、重荷になった“一帯一路”への資金負担 G7が本格進出で「崩壊」 経常収支黒字に異変 詐欺だった一帯一路 食い物にした弱小国 財務面で余力無くす 中国の経済的な拡大路線は、内外ともに破綻したと言える。国内は、不動産バブルの破綻である。国外では、発展途上国へ地歩を固める狙いの「一帯一路」戦略である。いずれも、資金的な供給が困難になったことが原因である。 「一帯一路」は、国内の過剰生産のはけ口を求めて始まった。2008年のリーマンショックを乗り切るべく当時、4兆元の投資を行った。それが、基幹産業の鉄鋼・アルミ・セメントなど素材産業の過剰投資=過剰生産を生み出した。そのはけ口として2013年、習近平氏によって「一帯一路」計画が発表された。同時に、中国の政治的な権益拡大という狙いを込めていたのである。この「一石二鳥」の政策によって、中国は世界覇権への足固めを狙っていた。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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