第181号(2021年10月8日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもお読みいただきありがとうございます。
また、コメントやご質問、ご相談も頂戴し、本当に嬉しいです。
今週号のメルマガですが、
まず【1】のコーナーでは、今週も引き続き、
【人が集まってくるコミュニケーション術】
についてお話しします。
先週号では、poor communicationsが生む経済的損失にも触れつつ、
いかに職場でのコミュニケーションが重要かについて触れました。
そしてpoor communicationsの回避のためのコツの一つ目として、
【問題が存在しないところにあえて問題を作るな】
という内容のお話をしました。
今週は、good communicatorになるためのコツをさらにお話ししていきます。
内容は、本編をお楽しみに。
次に、国際情勢ですが、今週もいろいろな動きがありました。
一つ目は、先週金曜日(10月1日)から4日連続で行われた【中国軍機による台湾防空識別圏(ADIZ)への大規模侵入】です。
ちょうど全国で6億人ほどが移動するとされる国慶節初日から4日続きで行われた合計149機に上る威嚇行為。
この真意はどこにあるのか、さまざまな憶測があります。
【2】のコーナーでお話ししたいと思います。
二つ目は同じく中国絡みですが、【米中による関係回復への苦慮】についてです。
米中対立の構造は変わってはいませんが、トランプ政権時代に対立の構造を際立たせた米中貿易問題で、
何とか関係の修復を行おうとしています。
一応、アメリカ側からの呼びかけとなっていますが、中国政府にとっても渡りに船かもしれません。
こちらについても【2】のコーナーでお話いたします。
三つめは、【制御不能状態に陥ったミャンマー情勢】についてです。
ブルネイ王国の外務副大臣をASEANの特使に立てて、
ミャンマー国軍総司令官で暫定政府首相のミン・アウン・フライン氏との対話の機会を模索し、
ミャンマー情勢の安定に寄与したいと願ったASEANの目論見は崩れ去ったようです。
首都・ネピドーそして地方都市にまで拡大し続ける国軍勢力と民主派グループの武装勢力との対立は収まる気配がなく、
治安状況は悪化の一途を辿っています。
その元凶として挙げられるのが、【中国とロシアによる強固な後ろ盾に支えられたフライン総司令官の強気の態度】と
【軍を掌握しているという事実】だとされています。
しかし、あえて問いたいのは、
『本当に報じられているようにミン・フライン総司令官と国軍は悪なのか?』
『本当に民衆に受け入れられていないのか?』
という点です。
国内で起きている様々な蛮行については、少しも擁護するつもりはなく、全面的に非難をします。
しかし、国外に伝えられてくる情報・報道は、あまり国軍側の意見を届けず、
民主派グループとされる人たちの意見を主に伝えているようにも見えてきました。
もしかして、かつてのボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争でもあったとされる
【意図的な情報操作ではないか】との疑念も湧いてくるのですが、皆さんはどう思われますか?
この件については、また改めてお話しできればと思いますが、ご意見をお聞かせください。
今回もいろいろなお話しをしますが、最後までどうぞお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
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