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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.729≪2021年第1日程 数2B 第5問≫

【高校数学】読むだけでわかる!共通テスト数学の考え方
□--■--□--■--□--■--□--------------------------------------------◆  【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.729        ≪2021年第1日程 数2B 第5問≫     2021/10/8 ◆----------------------------------------□--■--□--■--□--■--□--■ 目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、大学入試共通テストの問題を詳細に解説します。 ■ 問題 2021年第1回共通テスト数2Bより 第5問  1辺の長さが1の正五角形の対角線の長さをαとする。 (1) 1辺の長さが1の正五角形OA1B1C1A2を考える。 図はこちら→http://www.a-ema.com/img/center2021math2b_5a.png  ∠A1C1B1=[アイ]°,∠C1A1A2=[アイ]°となることから、→A1A2と →B1C1は平行である。ゆえに   →A1A2=[ウ]・→B1C1 であるから   →B1C1=(1/[ウ])・→A1A2=(1/[ウ])(→OA2-→OA1)  また、→OA1と→A2B1は平行で、さらに、→OA2と→A1C1も平行である ことから   →B1C1=→B1A2+→A2O+→OA1+→A1C1       =-[ウ]・→OA1-→OA2+→OA1+[ウ]・→OA2       =([エ]-[オ])(→OA2-→OA1) となる。したがって   1/[ウ]=[エ]-[オ] が成り立つ。a>0に注意してこれを解くと、a=(1+√5)/2を得る。 (2) 下の図のような、1辺の長さが1の正十二面体を考える。正十二面体とは、 どの面もすべて合同な正五角形であり、どの頂点にも三つの面が集まっている へこみのない多面体のことである。 図はこちら→http://www.a-ema.com/img/center2021math2b_5b.png  面OA1B1C1A2に着目する。→OA1と→A2B1が平行であることから   →OB1=→OA2+→A2B1=→OA2+[ウ]・→OA1 である。また   |→OA2-→OA1|^2=|→A1A2|^2=([カ]+√[キ])/[ク] に注意すると   →OA1・→OA2=([ケ]-√[コ])/[サ] を得る。 図はこちら→http://www.a-ema.com/img/center2021math2b_5c.png  次に、面OA2B2C2A3に着目すると   →OB2=→OA3+[ウ]・→OA2 である。さらに   →OA2・→OA3=→OA3・→OA1=([ケ]-√[コ])/[サ] が成り立つことがわかる。ゆえに   →OA1・→OB2=[シ],→OB1・→OB2=[ス] である。 [シ],[ス]の解答群(同じものを繰り返し選んでもよい。) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― | {0} 0  {1} 1  {2} -1  {3] (1+√5)/2         | | {4} (1-√5)/2  {5} (-1+√5)/2  {6} (-1-√5)/2 | | {7} -1/2  {8} (-1+√5)/4  {9} (-1-√5)/4    | ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 図はこちら→http://www.a-ema.com/img/center2021math2b_5d.png  最後に、面A2C1DEB2に着目する。   →B2D=[ウ]・→A2C1=→OB1 であることに注意すると、4点O,B1,D,B2は同一平面上にあり、 四角形OB1DB2は[セ]ことがわかる。 [セ]の解答群 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― | {0} 正方形である                          | | {1} 正方形ではないが、長方形である                 | | {2} 正方形ではないが、ひし形である                 | | {3} 長方形でもひし形でもないが、平行四辺形である          | | {4} 平行四辺形ではないが、台形である                | | {5} 台形でない                           | ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ただし、少なくとも一組の対辺が平行な四角形を台形という。 ※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。

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  • 2021年からスタートした共通テスト。数学にも読解力が求められる時代になりました。数学の著書多数、大学入試指導歴25年の著者が、イメージ重視かつ論理的に解説します。家庭教師の生徒さんからも「これだけ詳しい説明ならわかります!」と好評です。 2次関数、三角比、確率、命題と集合、軌跡と領域、指数対数、三角関数、微分積分、数列、ベクトルなど。
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