真鍋淑郎プリンストン大学上級研究員がノーベル賞をとり話題になっている。
その中で物議を醸しているのは、なぜ真鍋氏がアメリカにわたり、アメリカ国籍を取ったのかだ。
日本では協調性が要求されるというのが答えだった。
これは重要なテーマだ。
教授がアホなくせに、あるいはオリジナルのアイディアもないくせに偉そうにしすぎて、部下に自由な研究をさせない。
これが科学立国日本をダメにした最大の要因なのは、私は間違えないと思っている。
しかし、日本の大学教授というのは、上手に出世したり、教授会のウケのいい人たちばかりだから、マスコミをだますのはうまい。
日本がノーベル賞が出ないのは、受験競争のせいだといったり、ペーパーテストのせいだと言ったりして、それをマスコミもすなおに信じる。
ペーパーテストの弊害なら、大村智氏をのぞいて私立大学(受験科目数が少ない)出身者がノーベル賞を取れないことに説明がつかない。
やはり教授がクズなのが大問題だろう。
実際、物理以外の分野では日本の大学で研究した人がノーベル賞を取っていない。留学経験者か企業研究者だ。
物理学科は自由に研究をさせてくれる日本の救いのようなところと聞いていたが、それは理論物理の世界だけなのだろう。あるいは理論物理の研究者たちは真鍋さんのような研究をバカにしていたのかもしれない。
医学の世界はもっと悲惨だ。
自分がクズ研究しかしていないのに下に自由を与えず、言論の自由も与えないから、このコロナ自粛にしても1000人以上も死者を出すワクチンにしてもその批判に声を上げる医者は、私の知る限り、大学の医局にはいない。
医局の中から批判されないだけでは物足りないらしく、点数が足りている受験生を落とせるように面接試験を採用して、82の医学部すべてで入試面接をやるようになった。
医学部批判をする医者の子どもを落とせる権利をもったから一般の医者もたとえば臓器別診療の批判もできない。
30人殺しの医者がでても、大学病院では氷山の一角などと言う本当のことも言えない。
しかし、若い医者に自由に研究をさせないような教授が面接をして、自分に反論しそうな医者を落としていけば、そうでなくてもノーベル賞のでない医学部から今後賞を取るようなユニークな研究者が出ることは絶望に近い。
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