「10月19日公示、10月31日投票はどちらも仏滅だからないよね」
自民党関係者ですら、この日程での総選挙はないと踏んでいた。 報道各社もほぼ「10月26日公示、11月7日投票が軸」と予想し、全国の自治体もこの日程を最短として準備を進めていた。
しかし、岸田文雄・新総理が選んだのは「仏滅公示・仏滅投票」という誰もが予想しない日程であった。
佐藤優さんから電話をいただき、「石川さんなら選ぶかな?」と聞かれたので、「事務所開きのときには仏滅を避けますね」と答えたら、「そうだよね。 立憲民主党が結党した日も仏滅だから伸び悩んでいるのかもしれないよ!」と冗談を言われた。
「結婚式は大安がいい」「葬儀は友引を避けて」というのは『六曜』から来ている。 「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の「六曜」は、中国で「時間」を区切る際に使われていた考え方である。 日本に伝承されその日に「やってはいけないこと」を考えるための指標として使われてきた。
まあ、六曜に縛られていたら、忙しい現代人は日程を組めないので普段気にして生活している人はいないと思う。 しかし、いまでも葬儀は友引の日はしないようになっており、火葬場も稼働していない。 結婚式もあえて仏滅を選ぶ人は少ないだろう。 六曜は未だに日本人の生活に影響を与えているのは事実だ。
岸田新総理も当然、考慮したと思う。 だが、あえてこの日程を選んだのは以下の2つの要因が大きいと言われている。
1 10月26日公示だと、眞子様の結婚と重なる
2 内閣……
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