No.488 (2021年10月10日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
頭が良い人間「だけ」が超絶的に得する今の資本主義社会で生き延びる方法(2)
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なぜか誰も意識していないし、「世の中はこういうものだ」と自然に受け入れているのだが、現在は「知能制度」で世の中が構築されている。すなわち、知能の高い人間が支配者となって下を搾取する制度が出来上がっている。これは、かつての「奴隷制度」や「身分制度」と同等のものである。
奴隷制度=一部の支配者が他人を奴隷化して搾取する制度
身分制度=生まれつき身分を決めて支配者が下を搾取する制度
知能制度=知能の高い人間が支配者となって下を搾取する制度
奴隷制度が長らく続いたのは、奴隷を酷使していた人間も奴隷として生まれてきた人間も「世の中はこういうものだ」と疑いもなく受け入れていたからである。
身分制度が長く続いたのも「人間は身分があって当然だ。世の中はこういうものだ」と人々はそれを「当たり前の常識」として受け入れていたからだ。
「奴隷制度は良くない」「身分制度は良くない」と今の私たちの大部分は考えているのだが、当時の人のほとんどは「それが当たり前なのだから受け入れるべき」と考えていたことに注目する必要がある。
それと同じく、現代は「知能の高い人間が支配者となって下を搾取するのは当たり前」という世界の中で人々は生きていて、「世の中はこういうものだ」と自然に受け入れて、それを疑うこともない。
だから、知能の高い人間が支配者となって下を搾取する「知能制度」はこれからも、しばらくは続いていくだろう。いずれ高い知能(すなわち高い学歴)の人間が世の中を支配するのを「自然じゃない」と考える人たちが「知能制度」を破壊するかもしれないが、それはずっと先の話である。
それまでは「知能制度」の中で、私たちは生きていく必要がある。
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