久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽 」
毎月第1-4 火曜日発行 vol.57 2021/10/12 発行
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4.久米のイチオシ
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秋の散歩で聴きたいマイク・オールドフィールドの切ない3曲
もう少し涼しくなって、紅葉が色づいてくると、絶好のお散歩シーズンですね。前回、ご紹介した天才認知科学者 豊田 誠さんの真似をして、ひとりお散歩しながら思索などしてみたくなります。高尾山や昭和記念公園などにお散歩遠征するのもいいかもしれません。
そんな秋の散歩の時に、どんな曲を聴いたら、しっくりくるか考えてみました。美しい自然を眺めたり、新しいアイディアを練ったりするのを邪魔しない曲。それでいて、秋にふさわしい、ちょっと切ない気分にさせてくれる曲。ふと、懐かしい想い出が浮かんでくるような曲。
意外に、簡単そうで難しいですね。
そんな時に思い浮かんだのがマイク・オールドフィールドです。
私がマイク・オールドフィールドの唯一無二の音楽に出会ったのは今から40年も前のこと。同級生なのに2つ年上だった?!音楽通のSさんから、この若き天才の偉業について教えてもらったのです。曰く、たった一人でギターはじめ、様々な楽器を弾きこなし、それを2000回も多重録音(もちろんテープレコーダーの時代です)して曲を創るらしい。しかも、三部作と呼ばれるデビュー直後に出されたLPレコードには、ほぼ1曲しか入っていない上、歌の無いインストゥルメンタルだというのです。
1 ハージェスト・リッジ
まずは、その三部作の中から、アルバム「ハージェスト・リッジ」の「ハージェスト・リッジ(パート1=レコードのA面)」をお聴きください。
初めにお知らせしておきますが、この曲、なんと19分21秒もあります。パート2が18分46秒あるので、ちょっとしたお散歩にちょうどいいはず。
ぜひ、この音楽だけを部屋で聴くより、お散歩しながら聴いてみてください。物悲しいメロディが続きますが、曲調が変わるたびに、景色も、自分の心も変わっていくから不思議です。
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