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貞子第一メルマガ:今のアメリカ株式市場の「最大のリスク」はインフレだ!!!

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/10/12
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目下のアメリカ株式市場では、「強気派(高めのインフレは一時的 派)」と「弱気派(高めのインフレはFRBの想定の範囲内を長く 大きく上回る派)」がせめぎ合っています。 アメリカでは8日に「9月の雇用統計」が発表になりました。 アメリカでは働きに出たがらない人々が増えています。 企業は厳しい人手不足の中で、賃金を引き上げざるを得ない状態。 結果、9月の平均賃金も前年同月比で4.6%上昇、年月比では0. 6%上昇しました! 賃金は物価の遅行指数です。 アメリカでは、数値が低めに出るPCEでさえも、今後前年同月比 で5%を大きく超えてくる可能性が、かなり高いです。 生産者物価指数では既に7月から前年比6~8%のインフレが猛 威を振るっています! というわけで、目下のアメリカ株式市場の「最大のリスク」は、今 後猛威を振るい始めるであろう「インフレ」です。 明日13日発表の「9月の消費者物価指数」と、翌14日発表の 「9月の生産者物価指数」には、とてもとても要警戒。 早ければ、アメリカ株式市場は調整を加速する可能性があります。 さて、今のアメリカ経済は急速にスローダウンしています。 アトランタ連銀発表の「GDPナウ予測」では、第三四半期のアメ リカの実質GDP成長率は、1.3%まで急低下。 既にアメリカの成長がインフレに蝕まれていることが如実に現れ ています。 もしかするとひょっとすると成長は「リセッション入り寸前」に まで落ち込むかもしれません。 一方、ソロス・ファンドは、今のアメリカ株式市場は「サイクル終 盤」と明言。 確かに、アメリカ経済は2012年夏に底打ちしてから長らく回 復軌道に乗り続けました。 「サイクル8年目」の2020年3月にコロナ危機が発生。その 時の「超の付くウルトラ過剰流動性の発動」が「今は景気サイクル のどの地点なのか???」を分らなくさせました。 今のアメリカ株式市場は、ソロス・ファンドが指摘するとおり「サ イクル終期」である可能性もあります。

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