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パチンコ必勝法

ドクター畑地の診察室
ドクター畑地の診察室111.2021.10.17. 現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。 世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信! https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/ 三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる 現在、松阪市民病院統括副院長兼呼吸器センター長 診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当 https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php *************************************** パチンコ必勝法 本年8月16日をもって55歳となった私ですが、一生で1番続けていることはなんだろうと考えることがあります。医師になったのは24歳の時なので、医師の職業は30年間続けていますが、もっと長く続けているものが私にはありました。そうです、“パチンコ”でした。最近、COVID-19の影響で一時期中断していましたが、解除されてからは週末になると必ず行っています。 大学に入学した早々からパチンコに行き出しました。最初のうちは特に“羽根物”と呼ばれるパチンコ台に座り、打ち止めまで粘ることなく2,000円ほど勝てば交換して帰っていました。しかし大学2年生のある時期、その時は羽根物しかしていないにもかかわらず(普通なら羽根物の場合、安い投資金額で遊べます)10,000円以上投資しても全く当たらず、落ち込んでいました。大学生の私にとって10,000円は大金です。どうしようかと途方に暮れていた時、一発逆転で座ったのが“プラネット”と言うスロット台でした。このスロット台に1,000円だけ賭けてみたところ、見事に逆転!なんとその日は30,000円も勝って帰りました。 ※羽根物 ・・・開放チャッカーに玉が入賞して羽根が開放し、その羽根に拾われた玉が役物内のVゾーンに入賞して大当りとなる機種のこと それからです。味を占めた私は高額な勝利を夢見て大当たりに連続性がある“ニューペガサス”や“アニマル”と言うスロット、パチンコの中でももう少し射幸性が高い(大勝ちもするが、大負けもする)“デジパチ”や究極には1発とんでもない釘の間にはいったら打ち止めになるまで出続ける“1発台”という種類の台ばかり打つようになってしまいました。当然、勝てるわけがありません。毎日、毎月赤字となり、生活は火の車でした。

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