NYダウ 35294+382(+1.09%)NASDAQ14987+73(+0.50%)
15日のアメリカ株は続伸して引けた。今週本格化した金融株の決算が概ねガイダンスを上回ってることで「景気全体も悪くない」という観測が株価を押し上げた。金融株の比率が高いダウの方がNASDAQをアウトパフォームする結果になっている。また小売売上高は0.2%減少の予想に対して予想外に0.7%の前月比増加。特に自動車売り上げが伸びたことで半導体不足による経済全体の生産減少懸念も和らいだ。
半導体不足が「目詰まり、ボトルネック」になってコストや販売価格を上昇させ、かつさまざまな部門の売り上げ減少につながるのがスタグフレーションの最悪シナリオ。これが自動車売り上げの拡大によって「一部払拭」された形。先日の台湾TSMCの「アップルからの受注は減っていない=アップルはiPhoneの生産を減らすというが、近いうちのボトルネック解消を読んでいるんじゃないか」と合わせてプラスの兆候ということになる。
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