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貞子第二メルマガ:急速に巻き返している「楽観論」は「つかの間の騙し(だまし)」

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/10/18
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先週13日と14日に発表された「アメリカの9月の消費者物価 指数」の上昇率や「9月の生産者物価指数」の上昇率は、穏やかな 伸びにとどまり、ポジティブ・サプライズとなりました。 市場には「高めのインフレは一時的だ!」との「楽観論」「強気派」 が戻って来ています。 目下の所、「強気派」と「弱気派」の戦いでは、「FRBのマントラ を信じる強気派」に軍配が上がっているわけです。 けれども、市場が楽観論に染まるのはまだ数ヶ月は早いでしょう。 アメリカの第三四半期(7-9月)は、ワクチン接種率が頭打ちに なっていることも災いしてデルタ変異種が猛威を振るっていた時 期です。 この「変異種の猛威」がやっと減衰するのは、9月中旬から下旬に かけて。 アメリカの実態の経済活動(生産活動や消費活動)が本格的に再 開したのは、ざっくり10月からなのです。 統計に表れる経済活動は、まだ活動が「スローダウンしていた9 月のものまで」しかありません。 今の市場は、この「9月までの比較的穏やかな伸びに留まってい るインフレ統計」ですっかり慢心して脇が甘くなっています。 そして、「10月のインフレ統計」が発表になるのは、11月半ば 以降です。 今後、10月-12月期からには、個人の消費活動が一斉に再開 しインフレが猛威を振るい始めることは、マクロ経済の基礎をち ゃんと理解しているプロ中のプロから見れば、「火を見るよりも明 らか」です。 「FRBのマントラを信じない弱気派」は、遅かれ早かれ戻って市 場に来ることでしょう。

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