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貞子第二メルマガ:「ブレーク・イーブン・インフレ5年物」は「高めのインフレ」は「5年後も続く」と予測。

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/10/22
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10月中旬の二つの物価統計が穏やかな伸びに留まり、「ポジティ ブ・サプライズ」となってからは、株式市場には「高めのインフレ は一時的だ!」との「楽観論」「強気派」が戻って来ています。 株式強気派の人々は、「10月中旬の物価統計は無事に乗り越えら れた。これで、11月中旬の物価統計までは安心してリスクテイ クできる!!!」といった、かなり無防備なスタンスです。 物価が上昇しているのは、一つは、グローバル規模でのサプライ チェーンの根詰まりという供給サイドからの要因が原因。 こちらは時間とともに解消してゆくことがある程度は期待されま す。 ところが、もう一つ、需要サイドにも決定的かつもっと大きな原 因が存在しています。 コロナ後に放たれた「超の付くウルトラ過剰流動性」は未だに市 中に放たれたままなのです。 これに、今後は5,000億ドルのインフラ投資と1.5兆ドル (?)の再分配計画が続きます。 折しも、9月中旬から9月下旬にかけて、アメリカでも「新型コロ ナ第5波」が再び峠を越えました。 「10―12月」期はアメリカ経済(および世界経済)は再々始 動。 今後は超の付くウルトラ過剰流動性(じゃぶじゃぶマネー)も再 び急速に回転し始めることでしょう。 10―12月期のアメリカ国内のインフレ率は、PCEでも「FRB の想定の範囲内(3.7%~4.2%)」を大きく上回って、上昇 してゆくことでしょう。 折しも、「ブレーク・イーブン・インフレ(BEI5年もの)」は、 10月21日には2.94%の高さにまで急騰しました。 市場はアメリカの「高めのインフレ」は決して「一時的」ではなく、 「5年後でさえも3%前後の高さが続く」と予測し始めているの です。 目下の株式市場はあまりにも手放しで楽観し過ぎています。

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