2021年 第 42号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
こんばんは。長尾和宏です。急に寒くなりました。世の中は選挙一色で
すね。先日、東京の出版社に電話をしたら、電話の向こうで、デモの声
が聞こえました。
「なんのデモですか? もしかして、選挙関連のデモ? コロナ対策への
批判とかですか?」
と僕が訊くと、電話の編集者はあまり興味がなさそうに、
「いいえ、違います。眞子さま結婚反対のデモです」と言う。
僕は膝から崩れ落ちそうになりました。
なんと平和なことだろうか! ついこの前まで医療崩壊していた国が!
「なんでそんなに、眞子さまの御結婚に反対する人がおるのかなあ?」
「小室さん親子に、国民の税金を使うな!と叫んでいるみたいですよ」
……そんなことを言うのならば、コロナで一番大変な時期に国会を開かず
に遊んでいた国会議員に国民の税金を使うな! というべきじゃないの?
と僕は思うけど。
「私は、税金から支払われる給料に見合うだけの仕事をしていました!
だから次も、私は給料以上に働きますから当選させてください!」
と胸を張れる国会議員の先生方が、はたして今、何人いるんだろうか?
働かない議員を養うため、一皇女のご結婚に支払われるお金の何倍もの
税金が支払われて続けているのに、なんでそれには怒らずに、「結婚反対」
のデモなのかな???
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