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総選挙後、与野党とも大揉めの理由/中川・鈴木・石川3家の『三国志』【No.468】

石川ともひろの永田町早読み!
衆議院選挙も中盤に差し掛かった。 我が家は妻の2期目の戦い。 相手は再び「路チューの中川郁子先生」だ。 全国で女性同士の一騎打ちはここだけなので再び注目区である。 情勢は、香織代議士の4年間の実績を十勝の方々も好意的に評価していただいているのと、中川さんはまだまだ「路チュー」のイメージが消えないうえに、今度は某大手新聞記者が事務所に行った際に名刺をびりびりに破いて靴の中に捨てたことが週刊文春で報じられるなど、奇行の多い方なので何とか互角以上に戦えている。 今回、びっくりしたことは中川さんが香織代議士との討論を拒否したことだ。 新聞社の討論会を拒否するのは、大臣や党首ならわかる。 なぜなら他候補の応援で時間が取れないからだ。 ノーバッジの人が討論を断るだけでなく、記者会見でも報道機関からの質問は「一社2問まで」と、”総理並み”の注文までつけている。 マスコミ嫌いと言っても限度がある。 またこの戦いに欠かせないのが鈴木宗男親子の存在である。 今回は中川郁子さんを全面応援ということで、十勝中を一緒に駆け回っておられる。 ときには私の悪口も言われているそうで……。 中川家・鈴木家・石川家の因縁を振り返る。 (敬称略) ・1983年総選挙=中川昭一・鈴木宗男 骨肉の争いで二人当選。 ・2005年総選挙=自民党を離党し新党大地を立ち上げた鈴木宗男は、中川昭一と石川知裕のどちらも応援せず。 石川知裕は落選。 ・2007年=石川知裕が繰り上がりで衆議院議員に初当選。 ・2009年総選挙=鈴木宗男・石川知裕連合で中川昭一に圧勝。 1ヶ月後に昭一死去。 ・2012年総選挙=中川郁子に、鈴木宗男・石川知裕連合が敗北。 中川郁子が初当選。 石川知裕は比例復活。 ・2013年=石川知裕が議員辞職し、鈴木宗男の娘・貴子が繰り上がり当選。 ・2014年総選挙=公民権停止中の石川知裕の代わりに出馬した北海道議会議員三津丈夫が中川郁子に敗れる。 鈴木宗男は三津丈夫を応援。 北海道7区で鈴木貴子が民主党で比例復活当選。 ・2015年衆院補選=鈴木宗男・新党大地が民主党との選挙協力をやめて自民党と選挙協力を表明。 鈴木貴子は民主党を離党。 ・2017年総選挙=公民権停止で再び出馬できない夫に代わり石川香織が出馬し中川郁子を破る。 鈴木宗男は中川郁子氏を推薦するも中川郁子が鈴木宗男の応援演説を拒否。 と、『三国志』が書けそうな感じの歴史がこの3家にはある。 投票日までまだ1週間あるので、油断せずに頑張れば必ず良い結果が出ると思う。 さて、今回の衆議院選挙も………

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