【 2021年10月25日 】第472号
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┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門 ┃
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■先週の活動と振り返り
まったく、アホなエルドアンのヤツとアホトルコ中銀が利下げをしたおかげで、トルコ
リラ円は最安値更新、ついに11円台に突入です。
なのにまだ利下げ余地があるなどとぬかしておる。
いやすみません、アホなどという品のない言葉を使ってしまいましたが、そのくらい今
回の利下げはあきれ果てるしかないぐらいの愚行なのです。
中央銀行は本来、政治政策とは距離を置いて通貨をコントロールするため独立性が必要
ですが、トルコ中銀はもはや中央銀行としての役割を放棄し、大統領に忖度する機関に
成り下がったようです。
トルコは高いインフレであり、なおかつ原油価格が上昇しているにもかかわらず、この
局面での利下げはまったく逆効果でしょう。
利下げでたとえば住宅ローンの金利や設備投資資金などの借入金利が下がるとはいえ、
インフレが止まらずリラ安で原油の輸入価格が上昇すれば、人々の生活はより苦しくな
り、企業も苦しくなる。
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