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第187回 ビットコインはどこまで上昇するか?注目されるクラウドマイニング その1
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▼今回の記事
若干の変動はあるものの、ビットコインを中心とした暗号通貨は強き相場を維持している。そうしたなかで、特にビットコインはこれからどこまで上昇するの大きな話題になっている。これからの相場予測を伝える。
次に、いま「クラウドマイニング」のサービスが注目されている。これがどのようなサービスなの概要を紹介し、注目されているプロジェクトを紹介する。今回はその1である。
▼好調な相場
19日よりアメリカでは、初の「ビットコイン先物ETF」である「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジー」がニューヨーク証券取引所で取引開始された。初日に5億7000万ドル(約650億円)を集め、売買代金は10億ドル(約1141億円)を超えた。これまで取引されたETFでは、初日の出来高は歴代2位を記録した。明らかに好調なスタートだ。
また、アメリカでは2件目の承認である、「ヴァンエック」の「ビットコイン・ストラテジー・ETF」は早ければ25日からシカゴ・オプション取引所が運営する「BZX取引所」で取引が開始される予定だ。
さらに、アメリカで初めての「ビットコイン先物ETF」が承認されたことを受け、大手暗号資産運用会社の「グレースケール・インベストメンツ」が、同社の投資信託である「グレースケール・ビットコイン・トラスト」を「ビットコインETF」に転換する申請を行う動きを見せている。このETFが承認されれば、アメリカ初の現物の「ビットコインETF」の事例となる。
このような動きを受けて、ビットコインを中心とした暗号通貨も強気の相場を維持している。現在は少し下落しているものの、10月20日にはビットコインは6万6975ドル(約753万円)の史上最高値を記録した。
●一般的になりつつある認識
こうした楽観的な相場を背景にして、いまビットコインに関するある見方が一般的になりつつある。それは、ビットコインの相場は大幅にクラッシュすることはあってもかならず回復し、史上最高値を更新するという認識である。
ビットコインの歴史的なパフォーマンスとトレンドを見ると、ビットコイン相場が大暴落すると必ず跳ね返ってくることを明確に示している。これは、今年のビットコイン価格の大暴落の際にも証明された。
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