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2021年10月29日号(Vol.184)- 決定権者に対するコミュニケーション術(2)&スーダン情勢が開ける混乱の扉

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第184号(2021年10月29日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもお読みいただきありがとうございます。 また、コメントやご質問、ご相談も頂戴し、本当に嬉しいです。 さて、今週号のメルマガですが、 まず【1】のコーナーでは、今週も引き続き 【取締役会(Board)を相手にした交渉・コミュニケーション術】 についてお話しします。 第1回目の内容はいかがだったでしょうか。 今回はさらに有効なポイントをご紹介いたします。 内容は、本編をお楽しみに。 次に、国際情勢ですが、今週もいろいろな動きがありました。 今回、【2】のコーナーで取り上げるのは、 首相他、閣僚が相次いで軍に拘束され、クーデターが発生したスーダン情勢です。 隣国エチオピアの混乱への対策を協議している際、混乱の火種が燻っていたスーダンでクーデターが発生しています。 数日後には首相が解放され、アメリカのブリンケン国務長官と電話で話したとのニュースが流れましたが、 アメリカはクーデター発生後すぐに、総額約8000億円に上るとされる対スーダン支援を凍結しました。 予てよりお話ししているアフリカ東部の混乱の連鎖が表出してきているように思われます。 他には、ミャンマー情勢をめぐる緊張が高まってきたASEANの状況があります。 ASEAN首脳会議におけるミン・アウン・フライン総司令官拒否の姿勢や、民主化勢力との対話の必要性の強調は、 確実にミャンマーをASEANから孤立させるかもしれない状況に進んでいます。 One ASEANの堅持と、米中の間に挟まれる微妙な立場との狭間で、ASEAN各国が苦しんでいる様子が分かります。 そして3つ目は、コロナで延期されていたCOP26がいよいよ31日から開催されます。 すでに議題が詰まっており、そのうえ、コロナ禍からの復活のために、各国が経済と脱炭素化との間で方針が揺れ動く中、 すでに議論が難航するのではないかと言われています。 会議冒頭には、気候変動問題への取り組みに対する国際的なモメンタムを高めるために、 首脳級の会合を行うことになっていますが、岸田総理も出席の意向を固めているとのことで、 どのような発言・発信をされるのか、とても楽しみです。 本件につきましては、私は、今回は出席しませんが、また詳しくお話いたします。 今回もいろいろなお話しをしますが、どうぞお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★

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  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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