メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:「後手後手に回る中銀達」VS「債券および金利市場」

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/11/05
    • シェアする
先日10月22日までは、アメリカの長期金利は1.70%台を 突破する勢いでした。 ところが、10月26日から突如として、市場は「スタグフレー ションへの懸念」を強め、「悪い長期金利の低下」が始まります。 アメリカの長期金利は1.50%台まで低下。 今現実に起きている高インフレに対して、債券&金利市場ははっ きりと「No!」「このままFRBが後手後手に回り続けるならば、 スタグフレーションが巻き起こる!!!」と回答しているのです。 時代は大きな分かれ道に来ているのかも知れません。 折しも、日本時間で昨夜28日、欧州中央銀行(ECB)は定例の 政策委員会会合を開催しました。 ユーロ圏でも債券&金利市場のトレーダー達は、アメリカと同じ ように、「ECBはインフレに対して後手後手に回っている!ECB は2022年9月には一回は利上げすべし」と、ECBを追い詰め ていました。 この日の会合では、ラガルドECBは「絶妙な玉虫色の発言」に 始終!! この日の女史は、「一時的」という「マントラ」を一度も使わず、 代わって、「高めインフレは当初の想定以上に長く続く可能性」を 認めました。その一方で、女史は、「2022年9月の利上げ」を 見込む金利市場が「先走っているかどうか」についても、批判を避 けてノーコメント。 かように、今のECBも今後のインフレ見通しついては「確信を持 てないでいる」のです。この日のECBは「玉虫色の発言」に始終 して、「市場との対決」を取りあえずは回避。 こういった「絶妙な玉虫色の発言」は、来週の11月2~3日のア メリカFOMCにも影響を与えるかもしれません。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)