前職のドイツ系銀行が日本拠点の銀行・証券・資産運用部門、大阪をあわせても400人に満たない規模だったのに比べ、ゴールドマンは2000年時点で正社員と派遣、外部委託社員を合わせて1600人規模だったので、会社の規模の違いによる環境の違いが、予想以上に大きいと感じはじめていた。
ただし、全世界で見れば、800の支店網を持つドイツ系銀行が社員4万人だったのに対して、主要な金融市場だけ店舗を置くゴールドマンの社員数は2万8千人と、規模的には小さかった。
その分ニューヨーク、ロンドン、香港、東京の主要4オフィスに配置される社員が群を抜いて多く、シティやメリルリンチ、モルガンスタンレーなどと並んで、社員数では東京の外資系金融の中では突出していた。
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