PART1 Prof.サカキの市況展望
(執筆日時:11月1日25時半)
[1] 衆院選前の空気感
この[1]の文章は、衆院選前の10月29日に書いた
ものです。
「衆院選前の空気感」は、はっきり言って、
「盛り上がりに欠けるな~」といったところです。
もちろん、野党が腰砕けな感じで「共闘体勢」に
なっていないというのが大きいですが、衆院選の
ずっと前に、自民党総裁選があって、「次は誰が総裁
(=総理大臣)になるのか!?」といった論調で、マス
コミがさんざん盛り上げたので、その後の衆院選は、
なんだか「シラけムード」というか、「自民党ありき」
のようになっているような気がします。
「自民党が絶対多数議席を確保できるか!?」とか、
「自民党、過半数割れか!?」とか、そんな世論ばかり
なので、これでは盛り上がるはずがありません。
結局、衆議院解散の日(10月14日、終値は28,550円)
から投票日直前(10月29日、終値は28,892円)までの
日経平均株価の上昇率は「1.2%」でした。
この期間における上昇率に関する事前の予想(10月
15日配信の無料メルマガで予想を展開しました)では
「4.434%の上昇」としていましたので、今回の選挙
の「盛り上がりがイマイチ」であったことが、日経
平均株価の数値にもはっきり浮き彫りになりました。
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