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2021年11月03日: 物価の上昇と賃金の停滞
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著者Systems Research LTD:吉田繁治
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【外れた予想:どこが外れたのか】
総選挙の結果は、大方のメディア、評論家、そして自民党そのものの調査の予想も、裏切るものでした。異口同音に予想されていたのは231から238議席(233が過半数)でした。当方の予想も外れました。
内閣の評価が低いなかで獲得した261議席は、僅差ではあっても「大勝利」といえるものです(小選挙区189人、比例区72人)。メディアはなぜか、「自民党の大勝利」とは言わない。風は、自民党と自民支持から離反した維新(自民の補完勢力)に向かって吹きました。
しかし、小選挙区での野党共闘は、あと一歩まで迫ってはいたのです。小選挙区での自民党186人のうち、34議席(18%)は、2位との差が10%以内の僅差での勝利でした。メディアの予想は、ここを野党勝利としていたのです。
仮に、34選挙区において、野党の終盤の追い上げで選挙民の5%が動き、逆転していれば自民党は227人に減って、過半数の233は割ります。公明党(32議席)との連立で、かろうじて政権維持することになったのです。
選挙区は僅差で自民の勝ちでしたが、比例区で立憲民主が得票を減らしたのです。これが「2021野党共闘」の結果でした。
【維新の躍進】
自民党から離反した選挙民は、社会主義に近く見える立憲民主ではなく、経済の改革は掲げても、国会での動きでは自民党賛成することが多い維新に投じたようです。大阪府での自民全滅と維新の全員当選の15議席には、驚嘆しました(前回は3議席)。
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