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「衰退期」へ入った中国、コロナ禍さらなる重圧 「最後の藁」に気付かない

勝又壽良の経済時評
  • 2021/11/04
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劣る中国ワクチンの悲哀 相互承認迫る習氏の焦り ロックダウンの即応態勢 ひび割れ経済の末路とは 習近平中国国家主席は、昨年1月以降ずっと国内に籠ったままである。新型コロナウイルス感染を恐れているのだろう。中国は、二種類のワクチンを生産している。いずれも、デルタ変異株への有効性で大きな疑問符がつき、海外出張を取り止めさせている理由だ。 バイデン米大統領は11月2日、COP26(第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議)の首脳級会合後の記者会見で、習近平氏の欠席を厳しく非難した。「中国は、世界のリーダーとして新たな役割を主張しようとしているが姿を見せない。どうやってリーダーの役割を果たせるのか」と断じたのだ。これは、習氏の痛いところを突いており、グーの音も出ないはずだ。まさか、口が裂けても「コロナ感染が怖くて」とは言えまい。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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