11月2日~3日、アメリカではFOMCが開催されました。
この日のFOMC声明文では、「11月から月間120億ドルのペ
ースでテイパリングを開始する」ことを想定通りの文言で明記。
このテイパリングのペースについては、「購入ペースを調整する用
意がある」ことを想定通りの文言で明記しました。
ところが、なんとなんと!!♪
この日の声明文では、この「二つの文言」の間にFRBは「単発の
バズーカ砲の発射」の文言をそっとさりげなく(関係者がうっか
り読み飛ばしてしまうように?)差し込んだのでした!!!!
パウエルFRB議長、イエレン前FRB議長同様に、かなりずる賢
いです。
ここまで報道できる報道関係者や、ここまで解説出来るエコノミ
ストは、まだ内外ともに存在していません。彼らは、声明文の全文
をしっかり読まないで斜め読みで報道・解説しているのです。
が、昨夜11月3日のFOMCの声明文は、その中身は「とんでも
のポジティブ・サプライズ」だったのでした!♪♪♪
この日のFOMC声明文では、「単発の11月・12月のマネーの
バズーカ砲発射」の文言が、冒頭に掲げた「二つの文言」の間に、
あえて関係者が読み飛ばしてしまうように(?)さりげにそっと
差し込まれたのでした。
しかしながら、その規模およそ2,000億ドルと巨大。これは、
単発の「事実上のイールドカーブコントロール」の導入です。
振り返ると、9月・10月の「金利&債券市場」では、投機筋(ヘ
ッジファンド達)が暗躍し過ぎていました。
直近の「金利&債券市場」では、投機筋は「イールドカーブをフラ
ット化」させて、「後手後手に回るパウエルFRB」を追い込んいま
した。
国債市場では、向こう二か月くらいの「長期金利のボラティリテ
ィー(乱高下)の高まり」も大変懸念されていたのです。
そこで、11月3日のFOMCはその声明文で「想定外の単発のバ
ズーカ砲」を発射、投機筋の暗躍と市場の懸念を蹴散らします。
向こう二ヶ月間に限ってですが、FRBは「事実上のイールドカー
ブコントロール」へとシフト!♪
パウエルFRBは、その圧倒的な資金量で金利および債券市場から
の挑戦に圧勝したのでした!♪
内外の株式市場は今後とも上昇を続けることでしょう。
折しも11月・12月・1月は内外の株式市場は上昇する季節で
す。
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