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貞子第二メルマガ:「圧倒的資金量」で「長期金利の急騰への懸念」を蹴散らすFRB~「単発の事実上のYCC」導入へ

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/11/04
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11月2日~3日、アメリカではFOMCが開催されました。 この日のFOMC声明文では、「11月から月間120億ドルのペ ースでテイパリングを開始する」ことを想定通りの文言で明記。 このテイパリングのペースについては、「購入ペースを調整する用 意がある」ことを想定通りの文言で明記しました。 ところが、なんとなんと!!♪ この日の声明文では、この「二つの文言」の間にFRBは「単発の バズーカ砲の発射」の文言をそっとさりげなく(関係者がうっか り読み飛ばしてしまうように?)差し込んだのでした!!!! パウエルFRB議長、イエレン前FRB議長同様に、かなりずる賢 いです。 ここまで報道できる報道関係者や、ここまで解説出来るエコノミ ストは、まだ内外ともに存在していません。彼らは、声明文の全文 をしっかり読まないで斜め読みで報道・解説しているのです。 が、昨夜11月3日のFOMCの声明文は、その中身は「とんでも のポジティブ・サプライズ」だったのでした!♪♪♪ この日のFOMC声明文では、「単発の11月・12月のマネーの バズーカ砲発射」の文言が、冒頭に掲げた「二つの文言」の間に、 あえて関係者が読み飛ばしてしまうように(?)さりげにそっと 差し込まれたのでした。 しかしながら、その規模およそ2,000億ドルと巨大。これは、 単発の「事実上のイールドカーブコントロール」の導入です。 振り返ると、9月・10月の「金利&債券市場」では、投機筋(ヘ ッジファンド達)が暗躍し過ぎていました。 直近の「金利&債券市場」では、投機筋は「イールドカーブをフラ ット化」させて、「後手後手に回るパウエルFRB」を追い込んいま した。 国債市場では、向こう二か月くらいの「長期金利のボラティリテ ィー(乱高下)の高まり」も大変懸念されていたのです。 そこで、11月3日のFOMCはその声明文で「想定外の単発のバ ズーカ砲」を発射、投機筋の暗躍と市場の懸念を蹴散らします。 向こう二ヶ月間に限ってですが、FRBは「事実上のイールドカー ブコントロール」へとシフト!♪ パウエルFRBは、その圧倒的な資金量で金利および債券市場から の挑戦に圧勝したのでした!♪ 内外の株式市場は今後とも上昇を続けることでしょう。 折しも11月・12月・1月は内外の株式市場は上昇する季節で す。     

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