メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

経済と社会、数学と倫理、そして宗教:「経済学者・西部邁」の若き日の思索の軌跡を、私的学術体験を手がかりに探る

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
西部邁先生が自害されてから、早いもので、そろそろ丸四年がたとうとしています。 当方には師匠と呼ぶべき方々が、心理学や工学の世界にそれぞれおられますが、西部先生は当方の言論の、すなわち、実践的思想ないしは思想的実践の展開における唯一の師匠と呼ぶべき人物です。 その当方が若手の頃に西部先生と過ごした時間や、最後の自害の為さり方までについてはこれまでいくつかの論説等を公表して参りましたが、この度、西部主幹時代に創刊された雑誌「表現者」が、クライテリオンとあわせてこの度100号となる事を記念して、表現者クライテリオンで西部邁先生を振り返る特集を企画することとなりました。 またそれに平行して、西部邁先生が無名の学者だったころ、世に出る契機を与えた森田実先生と、西部邁先生を振り返る対談を書籍として出版することとなりました。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 土曜日