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3 連載「雇われない雇わない生き方への道 税理士事務所編」
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独立に至るまでのエピソードを中心に、
雇われない雇わない生き方への道を書き綴っていきます。
「仕事のブロックという技」
■2003年の冬、税理士事務所では
いわゆる「繁忙期」。
個人の確定申告の期限が3月15日で、
そこに向けて、大量の仕事があるのです。
税理士業界の悪しき伝統。
今でも苦しんでいる方が多いです。
大量の仕事をこなせば、
売上が増え、
給料も増えるはずですが、
給料は増えません。
その理由は、
・売上によって分配するしくみになっていないし、する気もない
・仮に分配したとすると、税理士事務所の経営が成り立たない
・徒弟制度、丁稚奉公のような位置づけなので、安く多く働かされる
・個人の確定申告が単価が低く、大量でもさほどの売上にならない
などといったものです。
残業代、手当は出ず、お疲れ様飲み会があるくらいでした。
私の策は、仕事をブロックすること。
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