文政権は内外政策で失敗
世論調査は政権交代論へ
李候補の反日反米の限界
日韓悪化が米韓ひび割れ
経済政策はバラマキ型に
韓国の次期大統領選は、来年3月である。与野党の大統領候補も決まったが、最大の特色は与党「共に民主党」と最大野党「国民の力」の候補者のいずれも、国政に携わった経験のないことである。それぞれの党内における予備選では、国政のベテランが敗北しており、あえて国政の「新人」を選んだ形である。もはや既成の政治家では、韓国の難局を突破できないという悲観論が選んだ結論である。
こうした異例の展開になったのは、文政権によって経済・外交の面で行き詰まっていることが背景にある。文政権は、朴・前大統領の弾劾という事態を受けて登場した。それだけに、国民は大きな期待を寄せた。文大統領は、就任に当って「公正と公平」を国民に約束した。実際は、文政権を支持する人たちだけの「公正と公平」であったのだ。
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