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貞子第二メルマガ:国債市場では「インフレ自警団」が結成!?!市場の追随してパウエルFRBはインフレ抑制へ動く

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2021/11/16
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とうとう、アメリカでは高インフレが火を噴き始めました! 11日発表の「10月の消費者物価指数(CPI)」は、総合では前 年比6.2%、コアでは前年比4.6%。市場予想を上回って、大 きく上昇です! なんとなんと30年ぶりの高さ。 さらに、前月比の総合CPIは0.9%もの高さ。総合は、年率に なおすと「二桁の延び」! さらにさらに、5日発表の「アメリカの10月の雇用統計」では、 平均賃金の上昇率は4.9%もの高さ。 賃金とインフレのスパイラル的上昇はもう既に始まっている模様。 「高めのインフレは一時的」どころか、「高めのインフレは加速 している」のです。そして、このインフレは放っておくと「長く続 くしつこいもの」になりそうなのです。 これでは、もう「高めのインフレは一時的」とか「市場のインフレ 懸念は行き過ぎ」とかを、中銀たちが悠長に大合唱している場合 じゃないです!!!! バイデン大統領の支持率はここのところ40%へと急落。 インフレをなんとかしなければ、来年の中間選挙では民主党は大 敗してしまいそう。 政治面からも、パウエルFRB議長はインフレ抑制政策へ動かざる を得なくなって来ています。 12月14~15日のFOMCでは、パウエルFRB議長は「イン フレ抑制」へと動くことでしょう。 さて、 今の債券市場は、「口裏合わせの大合唱」までするようになった中 銀たちを全く信用していません。 国債市場では、ヘッジファンド達が集まって「インフレ自警団の ようなもの」が結成されているような気配さえあります。 今の国債市場は乱高下が激しくて、普通のトレーダー達は近寄れ なくなっていて「極端な薄商い」に陥っているのです。 「極端な薄商い」の中では、ちょっとした衝撃でも金利はさらに 大きく乱高下しやすくなります。 12月FOMCでは、パウエルFRBは、「インフレ自警団のような もの」に追い詰められるかのように「テーパリングの加速」と「利 上げ見通しの前倒し」を発表してくることでしょう。 この日、FRBがインフレ抑止に動けば、長期金利は急騰して、ア メリカ株はそこそこ大きな調整へ。

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