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ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1194
<Vol.1194:スタグフレーションに向かっている世界(4)完結編>
2021年11月17日正刊: 物価の上昇+賃金の停滞+財政支出
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著者Systems Research LTD:吉田繁治
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スタグフレーションに向かっていると見える世界の、シリーズ4号目をお届けします。完結編です。
スタグフレーションとは、コストプッシュで物価が上がるなか、
・世帯の所得は増えないため需要が増えず、
・経済が不況化することです。
戦争で工場や生産設備が破壊されたあとや、資源の全般が高騰したとき起こります。物価の上昇率に賃金が等しいときは、スタグフレーションにならず、インフレです。
戦後75年では、1973年と1980年の石油危機のときが、大規模なスタグフレーションでした。米欧の経済は長期に不況化し、日本だけは、省エネ、省資源、商品の小型化、品質向上、QC運動を続け、1980年代後期に世界1の経済になったのです。
1985年のプラザ合意で、経済が弱体化した米国が、ドルを1/2に切り下げたあと、日銀の金融緩和をきっかけに資産バブル(不動産と株)が発生しましした。
その5年後(1990年)の崩壊からは、30年間GDPが増えず、年金に頼る高齢化した世帯が増え、非正規雇用世帯の増加から、所得も増えない経済になって現在に至っています。
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