環境問題に具体策を
「化石賞の汚名を返上せよ」
英国グラスゴーで開かれていたCOP26では、これまでの温暖化対応の遅れに強い危機感が示されました。中でも化石燃料による発電が75%を超える日本に対しては、再び不名誉な「化石賞」が与えられました。この汚名を何としても返上する必要があります。日本経済新聞社の調査によると、温暖化ガスの排出量を実質ゼロ以下にすると宣言した企業が846社のうち、3割にあたる267社となりました。
もっとも、2030年に排出量46%減、2050年実質ゼロの長期計画を立てても、自然災害はそれまで待ってくれません。すでに世界各地で豪雨、干ばつ、山火事などが毎年のように発生するようになり、多くの犠牲者を出しています。国連のグテレス事務総長は「化石燃料を止めるか人類を止めるか」を迫られている、と警告しました。
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