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小説の時代

橘川幸夫の時代分析と質問箱
(1)私の小説体験  私は長年、時代批評を書いて来た。批評は、最前線の課題を最前線の知見と感覚を持って突破しようとするものである。前へ前へ、がむしゃらに進む意識である。  10代から20代前半は結構、小説を読んだと思うが、20代半ばで読まなくなった。私の20代は1970年代である。小説が後ろ向きに感じられて、これからますます困難だけど面白い時代がはじまるのに物語(フィクション)の世界に没頭しようとしている小説家に対する不信があった。

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  • 橘川幸夫の時代分析と質問箱
  • 「ロッキング・オン」「ポンプ」など1970年代から参加型メディア一筋の活動家としてメディアの渦中で生きてきました。その体験と実感からの視点で、さまざまな事件や現象について、自分なりの視点で分析していきたいと思います。また、読者の皆様からの質問にもお答えします。一緒に、新しい社会のあり方を模索していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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  • 毎月 20日(祝祭日・年末年始を除く)