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知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
vol. 100
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みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。
今回は、中国のネット詐欺についてご紹介します。
ネット詐欺は中国のことだけではなく、全世界的な減少です。特にコロナの感染拡大により、生活が苦しくなったことにより、ネット詐欺に手を染める人、甘い話に騙されてしまう人が増えたことによるものです。また、ECの利用がどの国でも急増したことも関係しているようです。
ところが、中国のネット詐欺状況には大きな特徴が見て取れます。それは、コロナ前とコロナ後で詐欺被害の状況が大きく変わったことです。
コロナ以前は、中高年がねらわれ、投資詐欺が一般的な手口でした。しかし、コロナ後は、若者がねらわれ、副業詐欺が一般的になっています。
一般にリテラシーが高いはずの若者がどうして騙されるのでしょうか。現在の詐欺集団は、個人情報を先に入手し、ターゲットに合わせた詐欺シナリオを利用するため、騙されてしまうのです。相手側が自分の個人情報を知っているため、正規の顧客センターや警察であると信じてしまうのです。
さらに、詐欺集団はAIツールを使って、効率的に詐欺を実行するようになっています。一方、それに対抗をするホワイトハッカー側もさまざまなデジタルツールを使って防止をしようとしています。詐欺は、テクノロジーを使った高度な戦いになろうとしています。
今回は、コロナ後に急増したネット詐欺についてご紹介します。
知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 100
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▼目次▼
コロナ後に急増したネット詐欺。ねらわれる若い世代。被害者の6割以上が20代
小米物語その19
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