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『日本は必ず滅びる』という哀しき認識こそ日本を守らんとする「保守」において何より大切である~「小室圭」問題によせて~

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
本日、社会学者の宮台真司先生と、「日本再生のために何が必要なのか?」というテーマを軸に、3時間超、対談をいたしました。この対談は今、当方と宮台先生とで企画している共著に掲載することを企図して行ったものなのです。 もちろん当方、宮台先生のことは、西部先生と様々に対論されてこられた経緯なども含めて、長らく存じ上げてはいたのですが、直接お目にかかったのはつい先日のことで、表現者クライテリオンでの今年の5月の対談企画の時でした。 その対談は当方にとって大変に楽しく意義あるものだったものですから、その直後には、当方のMXテレビでの番組にもゲストで出て頂きました。その企画も大いに盛り上がり、一度ならず二度までもかみ合う形で面白く議論できたものでしたから、どうせなら「出版企画」を是非ご一緒しましょうということとなり、本日の対談となった次第です。 対談は実に多岐に及び、冒頭で唐突にキリスト教の贖いや原罪の議論から始まったのですが、それ以後、「日本再生」に向けた社会学、社会心理学、マクロ経済学、社会哲学等の学術的議論をベースに、「まちづくり」や「くにづくり」、教育、さらには、映画、芸術、ドラマ、ゲームなど、幅広く議論いたしました。 詳細は是非、出版までお楽しみにお待ちいただければと思いますが、本日はその中でも一つだけ、以前からそう認識していたものの、改めて深く認識できた事がありましたので、その点について、改めてここでお話ししたいと思います。 それは、まさに本稿タイトルにした「『日本は必ず滅びる』と深く認識することこそが、日本を護るために一番大切である」という点です。

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