第535号
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岩上安身のIWJ特報!
オミクロン株出現の前から予見されていた「永続化するウイルス」との戦い!
デルタ株拡大、懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ
岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー
(その4)
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(その3)のつづき
WHO(世界保健機構)は2021年11月26日、南アフリカなどで確認された新型コロ
ナウイルスの新たな変異株を「オミクロン株」と名づけ、最も警戒レベルが高い
「懸念される変異株(VOC)」に指定した。
WHOは現在判明している科学的根拠が「他のVOC(デルタ株など)と比較して、
再感染の危険性が増していることを示している」と発表しており、国立感染症研
究所は、「オミクロン株」の変異について「細胞への侵入しやすさに関連する可
能性がある」と発表している。
一方、ファイザー社、モデルナ社、ジョンソン・エンド・ジョンソン社といっ
た製薬大手企業は、オミクロン株に対する現在のワクチンの有効性の調査に着手
した。
11月28日現在、オミクロン株が確認されているのは、南アフリカ、ボツワナ、
香港、イスラエル、ベルギー、イギリス、ドイツ、イタリア、チェコ、オースト
ラリアなどである。
デルタ株以上の感染力の強さや、ワクチンの有効性が低い可能性がある未知の
変異株が、急速に世界に広がることが懸念されている。
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