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岩上安身のIWJ特報! 第538号 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー(その7)

岩上安身のIWJ特報!
  • 2021/11/29
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第538号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 岩上安身のIWJ特報! デルタ株拡大、「第5波」のなかで迎える東京五輪の開催決行 懸念される日本の脆弱な検査体制とワクチン接種の遅れ 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・上昌広医師インタビュー (その7) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (その6)のつづき  新型コロナウイルス感染について、エアロゾルによる空気感染が明らかになっ た。ところが、尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策分科会会長は、2020年12 月の衆院厚生労働委員会で、エアロゾルの中で比較的粒子が大きいものを「マイ クロ飛沫」と呼び、エアロゾルと比べて短距離で起こる感染であるため、「実は 三密のところで起きて(中略)いわゆる飛沫が飛ぶということで起きることは間 違いない」と答弁した。  これに対して上昌広医師は、岩上安身によるインタビューの中で、「呆れ果て た」と述べ、「一番の根幹を間違えたら、もう対応は打てない」と批判した。  上医師によると、エアロゾル感染は2020年2月には指摘されはじめており、202 1年春には学会誌で報じられて「臨床医学の世界でコンセンサスになっている」と のことである。  上医師は、尾身氏が「金とコストもらっているところ(健康局結核感染症課関 係)に関しては、(三密対策に固執する)忖度発言をずっとしている」一方で、 「それ以外では正論を述べることが問題だ」と厳しく批判した。  上医師は、日本が間違ったコロナ対策を修正するためには、優秀なテクノクラー ト(技術官僚)に変えるしかないが、「国民はそれを望まない」と述べ、尾身氏

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