No.496 (2021年12月05日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
2022年はあまり面白くない年。長期投資に挫折して売り飛ばす人も出てくる年に
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2021年11月の初旬は楽観論に満ち溢れていた。依然として欧米の一部ではコロナの新規感染者が増加傾向だとか、一部の国でウィズコロナに失敗して新規感染者が増加するという現象はあった。しかし、全体的に見るとコロナ騒動は収束に向かっていた。
いよいよ人々は飛行機に乗って制限なく好きなところに行けると喧伝されていた。クリスマスや年始年末は国外で過ごそうと計画を立てていた人も多く、久しぶりに空港も活況が戻りつつあった。
ところが、南アフリカのオミクロン株が登場し、これが今までとは桁違いの強い感染力があるということが分かった瞬間、楽観論はいとも簡単に吹き飛んでしまった。
このコロナ変異体オミクロン株については、「感染力は強いが症状は軽い」と言われているのだが、実際のところはまだよく正体が分かっておらず、ワクチンも効くのか効かないのかも確固たるエビデンスがないので、各国は再び入国規制を強化するしか対応策はない。
そういうわけで、全世界の株式市場が悲観一色となって相場下落の方にベクトルが向いている。オミクロン株が脅威であると判明したら相場はもっと落ちていく。逆にオミクロン株が脅威ではないと判明したら相場は一気に上がっていく。
不透明な中で、アメリカの株式市場も乱高下を繰り返している。基本的に投資家は「不透明は状況」というのを一番嫌うので、オミクロン株が脅威なのかそうではないのかが判明するまで下落基調であるのは間違いない。
相場全体が下落するということは、相場の指数をトレースしているETFも一緒に下落していくことになる。【VTI】【VT】【VOO】【SPY】【QQQ】等の指数をコアに持っている投資家は冴えないことになるだろう。
私は数年前から【VTI】をコアにしてのらくら生きるという決断をしているので、もちろん相場の下落は私の資産にも大きく影響していく。では、【VTI】はもう売り飛ばすべきなのだろうか?
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