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日本国民の多くが誤解している「消費税減税」が経済回復につながる当然の理由

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
これまで何度も主張してきたことですが、残念ながら、国民に殆ど浸透していない……というか、国民も諦めてしまっている案件がありますので、今回は改めて、この問題についてガッツリと解説したいと思います。 「消費税減税」こそが、経済回復にとって最も効果的な方法なのだ、という一点です。 ついてはここではこの一点を、改めて丁寧に解説したいと思います。「消費減税こそが必要だ!」という意見に反対する方はもとより、賛同しない方、ピンと来ない方はとりわけ、ご一読願えればと思います。 (1)消費税を上げれば、消費は冷え込むのはあたり前! 当たり前ですが、同じ品物でも、値段が上がれば当然、それを買う人が減ります。 ですから、経済学のあらゆる理論が、この「値段が上がれば買う人が減る」という傾向を前提として作られています。 つまり、消費税を上げれば、消費が冷え込むのは、当然なのであって、これこそ、消費税が経済に悪影響を与える根本的な理由です。 だからコロナで冷え込んだ経済を立て直すのに、世界中の実に多くの国々が、コロナ対策のために消費税を引き下げている第一の理由です。

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