新しい事業を実現したいが、規制が壁となっている。何とかならないものか。
そんな悩みを抱えている企業、特にベンチャー企業の方から相談を受けることがよくあります。
その悩みはどうやら大きく2パターンに分けられるように感じています。
一つは、新規事業が規制に抵触するのか不明確であるというパターン。
この場合には、規制改正の働きかけをするまでもなく、その制度の運用を明確化してもらえばよいだけですが、普通の人にとっては結構難しいですよね。そもそも役所に電話することですらおよび腰になる人も多いような気がします。
仮に聞くことができたとしても、どれだけ丁寧に回答してくれるかは担当者次第です。
新しいビジネスモデルが既存の規制の対象となっているかを判断するのはかなりの労力を要するので、役所がいつまでたっても見解を示してくれないということも起こりえます。
実はこれについて、民間側が制度の解釈を問い合わせることができる公式な仕組みを政府として作っているんです。
二つめは、新事業の実施が現在の規制上違法であるパターン。
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