□■□ 石原加受子の実生活に使える「意識のお話」 □■□
「自分中心心理学」は、自分を愛するための心理学です。
そのために「自分」を核とします。
「自分を愛する」には、
自分の気持ちや欲求や意志といった自分の心を基準にして
判断し、選択し、そして行動していきます。
可能な限り自分の心に寄り添い、自分をごまかさない、
自分を裏切らない。そして、自分の心を満たす。
そうなればなるほど、自分の「願い」は、ストレートに
叶いやすくなります。
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□■【石原加受子】「愛する人のために」は
愛する人のためにならない ■□
私の母は、人に分け与えないではいられない女性でした。
例えば、地方の長距離列車では、4人座りのコンパートメント
になっている列車があります。
その席の一つに座っているとき、母は、自分が缶ジュースを飲
みたいと思うと、そのコンパートメントに座っている全員の人
に缶ジュースを買ってあげてから飲む、という人でした。
独占して一人で飲むよりは、全員に公平に分け与えたほうが、
安心して飲めたのだと思います。
また、分かち合うことで「愛される」と信じていたんだと思い
ます。
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