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『 田中優の未来レポート 』
第249号/2021.12.15
http://www.mag2.com/m/0001363131.html
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電気自給のために(上)
新たな新書の中で、「地球温暖化問題をわずか数年で解決する方法が見つかった」と帯にあるが、この帯の文は私が書いたものではない。
確かに内容的にはそうなのだが、まるで自分だけで見つけたみたいに読めるので、「大言壮語」のようで好きではない。だけど出版社の側としては、確かにそんな主張を出版する本は初めてなのだから、何か大きく知らせたかったのだろう。それが成功につながったかどうかは知らないが、確かに同じテーマで講演した時には、とても驚かれた。自分自身を含めて、そんな可能性を知らされたことはなかったからだ。
すごく大まかに言うと、
電気を自給することで二酸化炭素排出源の四割を占める発電所(その筋の人に言わせると「エネルギー転換部門」と呼ぶ)からの二酸化炭素に関わらなくなるからその部分を減らせることと、
農地や林地に炭にした二酸化炭素を戻していくことで、今排出されている二酸化炭素のほとんどを回収することができるから、
それを合わせれば二酸化炭素の余分な排出のほとんどを減らすことができる。
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