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第672回 未報道のオミクロン情報、米中テクノロジー対決の最新レポート、パーカーの欧州予言
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▼今回の記事の要約
今回から、新型コロナウイリスのオミクロン株に関して日本では未報道の情報を毎回紹介する。これから第6波が始まるかも知れないので、我々も知っておくべき情報だ。
重症化するリスクが低いオミクロン株は毒性の強いデルタ株に急速に入れ替わり、その結果新型コロナウイリスがカゼ化する可能性は広く喧伝されている。だがそれを否定する見解が、「モデルナ社」の科学者によって示された。オミクロン株がデルタ株とすぐに入れ替わることは考えにくいというのだ。しばらくはオミクロン株とデルタ株が共存し、同一の個人が両方の株に感染する二重感染が発生する可能性があるというのだ。二重感染すると、合併症の悪化で重症化するリスクが高くなるという。オミクロン株そのものの毒性は低くても、二重感染の危険性がある。注意しなければならない。
次にメインテーマとして、米中のテクノロジーの実態を示す最新レポートを紹介する。これはハーバード大学が編集したもので、グーグルの元CEOのエリック・シュミットなど、錚々たる面々が監修している。12月に発表されたばかりのレポートで、米中の最先端テクノロジーの状況について詳しく分析している。
その結果は予想を越えるものであった。一部の分野ではアメリカは辛うじて中国を上回っていたものの、多くの分野では中国がアメリカを凌駕していることが分かった。中国のテクノロジーが世界のデフォルトスタンダードになるとの目標を中国は前倒しして進めており、2030年ころには中国のテクノロジーが世界標準になる可能性が高くなっている。レポートはこの実態を赤裸々に示した。
最後に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーによるヨーロッパの予言を紹介する。なかなか示唆に富む内容だ。
今回はこのようなテーマを詳しくお伝えする。
▼日本では未報道のオミクロン株の情報
それでは今回最初のテーマを書く。「モデルナ社」の科学者によるオミクロン株の今後についての見解だ。ひとつの意見だが、現実になる可能性もあるので、我々としても知っておくべき情報だ。
いま新型コロナウイルスの新しい変異種であるオミクロン株が急速に拡大している。12月15日、「世界保健機構(WHO)」は、オミクロン株は急速に拡大しており、すでにほとんのど国に拡大しているとの認識を示した。オミクロン株は、従来のデルタ株に比べると少なくとも3倍の感染力があり、拡大が懸念されている。
しかしながらオミクロン株は、感染してもカゼに似た軽度の症状に止まり重症化する可能性が低いことから、オミクロン株がデルタ株に置き換わると、新型コロナウイルスはカゼ化するので、恐れる必要がなくなるかもしれないという楽観的な見通しが広まっている。そのためもあって、オミクロン株に対応したロックダウンなどの厳しい行動規制の導入に踏み切る国はまだ少ない。
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