モーニングショーを見ていたら、「立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両参院議員が、東京都内のウェブ関連会社に損害賠償などを求める訴訟を東京地裁に起こした」ことが話題になっていた。
匿名のツイッターアカウント「Dappi」が、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員について「近財職員は杉尾秀哉や小西洋之が1時間つるしあげた翌日に自殺」などと投稿したということだ。
これは事実無根だったのだが、その投稿に使われた回線の契約者が自民党からお金をもらっている(自民党の仕事を受けていることになっている)ウェブコンサル会社だということがわかった。
実際に誰が投稿したのかはまだわからない。
明らかなことは、その投稿が平日の9時から5時に集中していて、通常の個人の投稿のパターンとは違うことだ。
我らが正義の玉川徹は、ちゃんと刑事で訴えて、警察が調べるべきだと憤っていた。
この憤り自体は正しい。
これがエスカレートすれば、選挙前になると野党議員が、元人殺しとかいう書き込みがどんどん行われることになる。
当然、選挙結果にも影響する。
しかし、残念ながら玉川氏は甘いと私は考える。
警察のトップは前にも問題にしたが、民事でレイプが認められた事件の裁判所が出した逮捕状を執行しなかった中村格氏である。
こんな人間がトップになり、政権に忖度したほうが中村氏のように出世できると各都道府県の県警本部長である警察官僚が思っている状況下で、自民党が関与している事件でまじめに捜査するとは思えない。
結局、調べたけどわからなかったということで済まされ、送検されることもないだろう。
これに味をしめて、自民党の各都道府県連では、金を払って野党議員の悪口の書き込みを続けるだろう。
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