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予想以上の経済失速 習近平は「顔面蒼白」 危機乗切り策やっぱり「同じ手!」

勝又壽良の経済時評
  • 2021/12/20
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習氏二つのブーメラン 世界最大の不均衡経済 構造転換は容易でない 住宅建設へしがみつく 習近平氏は、来年10月の共産党大会で3期目の国家主席就任が有力である。間が悪いことに、肝心の中国経済が失速しているのだ。「ゼロコロナ」対策によるロックダウン(都市封鎖)と、不動産開発企業への融資規制がもたらした「不動産バブル崩壊」が原因である。いずれも、習氏による政策決定によるものである。 習氏二つのブーメラン 「ゼロコロナ」は、中国製ワクチンの効果が欧米製に比べて劣ることから始まった問題である。欧米製ワクチンは95%前後の効果が認められているが、中国製ワクチンは50%前後とされる。品質にムラがあり均一でない悩みも抱えている。こうして、中国製ワクチンを2回接種したとしても効果のほどに疑問符が付けられるのだ。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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