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アメリカの強欲資本主義 (その2)

兵頭正俊の優しさ出前
  • 2021/12/20
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■■ 2021/12/20 ■■ 兵頭正俊の優しさ出前 ~3分でマスメディアとは違ったステージに招待します ~ ■■■■■■■■■■■■■■ 内容のレベル:中高級者向け発行人 :兵頭正俊登録解除 はここから。 http://bit.ly/AvYMkY  ━━━━━━━━━━  アメリカの強欲資本主義 (その2)  ━━━━━━━━━━ この数値は中国の死亡者数とは恐るべき対照だ。コロナ 大流行期間中、人口が四倍以上多い中国で亡くなる死者 より多くの人々が、毎週、アメリカでCOVID-19で亡く なっている。中国政府による調整された封鎖、積極的検 査、接触者追跡調査と検疫隔離という科学的「ゼロ Covid」政策が何百万人もの命を救ったことは疑いよう がない。 だが中国の政策は人命を救ったが、2020年初め以来、 流行に対するアメリカ支配階級の対応は利益を貯めるこ とでアメリカ人億万長者の富が60パーセント以上急騰 した。 コロナ流行に加えて、アメリカは30年以上果てしない戦 争を行い、何百万人もの死者をもたらしている。血まみ れの「人権」の旗の下、それぞれの戦争を行い、アメリ カ帝国主義は手が触れる全てを荒廃状態にする。唯一の 関心はアメリカ資本の経済覇権を維持し、延長すること だ。 アメリカによるイラク戦争は100万人以上のイラク人を 死なせた。アメリカによる20年のアフガニスタン占領 後、2000万人以上の人々が命にかかわる食料不足に直 面し、戦争の残骸で餓死しそうだ。イエメンの人々はワ シントンが供給した兵器でサウジアラビアに爆弾を投下 され、餓死しそうだ。シリアとリビアは、アメリカ戦争 機構に作られた灰の中で内戦が荒れ狂っている。 何百万人もの人々が彼らの家や共同体から追われて逃げ た。中東や中央アジアの文明社会は根こそぎなくなり、 歴史的建造物は荒廃し、文化や言語集団は風で四散し た。アフガニスタン、シリアやイラクの残骸を調査すれ ば、ワシントンの文化的大量虐殺の非難は我が身に返る ことがわかる」 (引用終わり) ここでアメリカの北京五輪の外交的ボイコットに触れら れている。北京五輪の外交的ボイコットなる奇妙な概念 をバイデンが編み出したおかげで、日本までとばっちり を受けて、いまや岸田文雄のバイデン忠犬外交が注目さ れている。 岸田文雄は、まだ決めていない、などと適当に逃げてい るが、「参加する」とも出席拒否する」とも言わないの は、さすがは日本の総理である。岸田文雄の決断はすで に出ている。大切なのは中国との関係、すでにアメリカ を抜いた貿易総額。そこでの金儲け。だから忠犬として は御主人様の手を噛むようなことはしない。参加する な、と言われたら絶対に参加しない。ただそれだけだ。 意思や判断などは介在しない。そんなものはないから総 理になれたのだ。 岸田文雄としては、もっとアメリカから北京五輪外交ボ イコットの声が出て欲しいところだ。その声が大きいほ ど中国の感謝は大きくなる。よくぞアメリカの圧力を跳 ね返して出席してくれたというわけだ。

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