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垣屋美智子の「キイトク」
Vol.79 - 2021年12月20日
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毎月 第1月曜日・第3月曜日発行
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さて今回は以下の内容でお届けします。
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Vol.79 - 2021年12月20日号の目次
・Netflixのビジネスモデルを考えれば面白いのは当たり前
・Q&A:職場のグローバル化についていけない
・終わりに:果敢に変化にチャレンジするブランド
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■Q&A
Question:
大手IT企業で働いている40代です。肩書は部長です。会社がグローバル化を推進していて、会社全体として、部署が国ごとではなく、業務ごとに統制されるように変わり、報告は海外の上司になりました。業務は日本だけでなく、欧米を含んだチームの体制に変わり、ミーティングも基本的に英語です。
入社時(と言っても20年前)、こういうことはなかったのでついていけないです。仕事の報告も英語になり、時間がかかりますし、効率が悪くなっています。グローバル化と言えど悩みがつきません。どうすればよいと思いますか?
Answer:
ご質問ありがとうございます。
職場のグローバル化に、ついていけないというお悩みですね。
まず、IT企業がグローバル化にさらされているというのであれば、働いている会社としては結構良い経営をされている気がします。
最近だとほとんど全ての産業がグローバル化にさらされています。これまでの一般的な見方では、外需と呼ばれるITや自動車、化学業界などはグローバル化にさらされ、内需と呼ばれる旅行やメディアや消費財などは国内での競争という形でした。
しかしながら、今ではメディアなどかつて内需と呼ばれていたものもグローバル化が始まっています。なぜなら外資が日本に参入しているからです(皆さんもNetflixやDAZNなどの海外サービスをサブスクされているのではないでしょうか?)。
つまり、日本の会社も海外プレイヤーと戦わなくして成長はないわけで、ご質問者の方の会社はその対応を取っているという訳です。
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