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第221号. 年金を支えている消費税の活用と、保険料を負担する側の立場に傾いていった年金制度(1)

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 年金には多額の税金(約11兆円)が投入されています。 一般財源である社会保障関係費の約3分の1が年金に使われているわけですね。 一体年金のどこに税金が使われているのかというと、それは国民年金から支払われる基礎年金に全額投入しています。 全ての国民は65歳になると老齢基礎年金という、年金加入期間に比例した年金が国民年金から支払われますが、この年金の半分は税金となっています。 全ての人が受給する年金なので、税金の集中して投入する事で、年金受給者すべてに税金の恩恵を受けられるようにしています。 基礎年金の半分は税金でできているので、もし未納が多すぎて年金が貰えないという事態になると、税金分も受け取れない事になって損でしかありません。 なので、年金なんてアテにしてないから保険料支払わないという事は、自ら税金の恩恵も放棄しているような事になります。 このように多額の税金が投入されていますが、なんでこんなに税金を使っているのでしょうか。 第一の理由としては保険料を負担する側に、あまり高額の負担をさせないためです。 税金を投入する事で、支払う保険料の負担を抑える事が出来ます。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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