490回「米FRBの来年、金利3回引き上げ観測に戦慄する韓国政府ー来年は韓国経済危機が加速化する見通し」
いつも韓国経済のメルマガを購入、読んでいただいている読者様。いよいよ、今年、最後のメルマガ配信となった。毎週、韓国経済で気になる話題をピックアップしているメルマガだが、来年で10年目を迎える。
時が経つのは速いものだ。ただ、韓国経済を「看取る」という大きな目標は未だに達成していない。これについては韓国経済次第ではあるが、膨大な負債を増加させながら、しぶとく生き残っている感じではある。しかも、コロナ禍という特殊な状況もあり、2020年、韓国経済破綻予測も外れた。
また、2021年もコロナ禍が続いており、韓国の新型コロナの現状も酷い有様である。一日の感染者数は6000人台となんとか1万人を超してないが、重症患者は1000人台。死者は3桁を超えた。このような猛威を振るっているコロナに対して、韓国政府は「ウィズコロナ」を終了させて規制を強化し始めた。
そのおかげで自営業・観光業・宿泊業などは一年でもっとも重要なイベントであるクリスマス商戦が全滅した。このようにウィズコロナ終了で、韓国経済の成長率予測4%が覆る可能性が出てきている。ただ、来年の韓国経済への影響を考えれば、やはり、米FRBの動向が今年、最後の締めには相応しいと思う。
少し、前置きや今年の挨拶が長くなったが記事の本題に移ろう。
目次
1.米FRB、量的緩和の終了を来年3月に前倒しへ
2.政策金利を2022年3回引き上げ。23年は3回。24年は2回 合計8回の見通し
3.今週の韓国市場
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