第539号
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岩上安身のIWJ特報!
現役の矢野康治財務事務次官が与野党「バラマキ」批判!
「このままでは国家財政破綻」と訴えた「矢野論文」の真価とは!?
「不都合な真実直視」を言うなら、なぜ累進課税強化を言わない!?
岩上安身による宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー
「矢野康治財務事務次官による積極財政批判論文」検証編
(その1)
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・宇都宮健児弁護士(左)とエコノミスト・田代秀敏氏(IWJ撮影)
https://bit.ly/32yZcMX
第49回衆議院議員総選挙(2021年10月31日)を約3週間後に控えた10月8日、月
刊『文藝春秋』11月号が発売されると霞が関に衝撃が走った。
財務省の現役事務次官である矢野康治氏による、国の財政政策に異を唱える論
文(以下、矢野論文)が掲載されていたのだ。タイトルは「財務次官、モノ申す
『このままでは国家財政は破綻する』」である。
※財務次官、モノ申す「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治(文藝春秋
digital、2021年10月8日)
https://bit.ly/3JqEsaH
矢野論文は、『最近のバラマキ合戦のような政策論を聞いていて、やむにやま
れぬ大和魂か、もうじっと黙っているわけにはいかない、ここで言うべきことを
言わねば卑怯でさえあると思います』という書き出しから始まり、日本の国家財
政を霧の中で氷山に衝突寸前のタイタニック号にたとえて、政府の財政出動策を
批判。自らを「心あるモノ言う犬」として、「一部の楽観論をお諫めしなくては
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