第540号
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岩上安身のIWJ特報!
現役の矢野康治財務事務次官が与野党「バラマキ」批判!
「このままでは国家財政破綻」と訴えた「矢野論文」の真価とは!?
「不都合な真実直視」を言うなら、なぜ累進課税強化を言わない!?
岩上安身による宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏インタビュー
「矢野康治財務事務次官による積極財政批判論文」検証編
(その2)
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(その1)のつづき
・エコノミスト・田代秀敏氏(左)と宇都宮健児弁護士(IWJ撮影)
https://bit.ly/3eDsEnb
現役の財務省事務次官、矢野康治氏は、月刊『文藝春秋』11月号(10月8日発売)
に発表した論文「財務次官、モノ申す『このままでは国家財政は破綻する』」で、
日本の国家財政は破綻寸前であり、経済成長だけで財政健全化を目指すのは「夢
物語」と指摘。政府の経済政策を「バラマキ」と批判している。
文中では国の歳出と歳入(税収)を示す2つの折れ線グラフを提示し、時間の推
移とともに2つのグラフの間隔が離れていく(歳出が増加、歳入は変わらない)様
子を「ワニのくちが開く」と表現。「バラマキ」をやめて、ワニのくちを塞がな
ければならないと主張している。
エコノミストの田代秀敏氏も、「ワニのくち」について、岩上安身のインタビュー
の中で、「消費税を上げても、所得税、法人税は切り下げていくのだから、トー
タルの税収が増えるはずがない。一方で、歳出は増えていくわけですから、確か
に開いた口はふさがらない」と述べていた。
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