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中国を乗っ取った「習近平」、22年世界最大リスク「都市封鎖」強行の代償

勝又壽良の経済時評
  • 2022/01/06
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「ゼロコロナ」の落し穴 今年の経済成長率目標? 習の権力基盤を占う好機 意のままにはならぬ悩み 例年、年初に発表されるユーラシア・グループの「世界10大リスク」は、世界的に注目された存在である。22年の10大リスク第1位と第4位には、中国リスクが上がった。第1位は、ゼロコロナ政策の失敗。第4位は、中国の国内政策である。米国は、第3位に今秋の中間選挙を上げている。 中国リスクが、米国のそれよりも高くなっているのは、政策に普遍性がないことだろう。合理的な政策を選択しない結果、その悪影響が世界的に拡大されるという思わぬ副次効果をもたらしリスクを高める。習近平氏は、「中国式社会主義」と称しているが、非合理極まりないのだ。 世界リスク第1位になった「ゼロコロナ」は、経済と感染防止の均衡解を求めず、感染防止に偏重している。このことが、経済を破壊している。このメルマガ(昨年12月27日発行)では、22年の中国経済の抱える問題点について二つ上げた。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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